家出した中学生・高校生の娘さん・息子さんが行きそうな場所は?

最近は、中学生・高校生の家出が増えています。

数日程度、友達の家に泊まりに行くような「プチ家出」も多いようですが、「プチ家出」だと思って放置していたら、事件に巻き込まれたりなど、取り返しのつかない事態に陥ってしまうというケースもあります。

今回は、家出してしまった中学生・高校生のお子さんの行方を捜しているという方に向けて、家出した中学生・高校生が行きそうな場所をまとめてみました。

家出の原因によって行きそうな場所は異なる

中学生・高校生が家出した場合、家出の原因やきっかけによって、行きそうな場所は異なります

中学生・高校生の家出は、些細な親子ゲンカやいつも親からうるさく小言を言われることに嫌気がさして家出するなど、親子関係のちょっとしたすれ違いが原因のケースが多いと思います。

この場合、最初の2~3日程度は仲のいい友人宅、ネットカフェなどにいる場合が多いのですが、1週間以上長引くと、友人宅には迷惑をかけてしまうために出て行き、資金がないため、家出少女・少年を狙う悪質な犯罪に巻き込まれるケースがあるため、注意が必要です。

親子関係には特に問題がないのに、家出してしまったというケースでは、本人が深刻な悩みを抱えているケースがあるため要注意です。

特に、本人が学校でいじめにあっていた場合、親にも友達にも誰にも相談できずに思い詰めて自殺を考えている可能性があります。

中学生・高校生くらいのいじめは、親が想像できないくらい悪質で、しかも一度ターゲットにされると、どんどんエスカレートして、いじめの対象者を追い詰めていくことが多いです。

この場合の家出は、一刻も早く探し出さないと取返しのつかないことになります。

いじめなどが原因で家出した中学生・高校生が行きそうな場所

人気のない雑木林や公園

自殺を考えている中高生が行きそうな場所-イメージ

本人が自殺しようと考えていた場合、死に場所としてよく選ばれるのは、人気のない雑木林や公園です。

過去に、いじめを苦に自殺した中学生・高校生が遺体で発見された場所としても雑木林や公園は多いです。

近くに自殺の名所となっている場所がある場合は、その場所も探してみることをおすすめします。

家族との思い出の場所

自殺を考えている中学生や高校生は、自殺する前に、子供の頃に家族とよく遊んだ公園や家族で旅行した場所など、思い出の場所を訪れることもよくあるそうです。

死ぬ前に、家族との楽しい思い出に浸りたいという気持ちからなのかもしれませんね。

家族との楽しかった思い出を思い出すことによって、自殺を踏みとどまってくれるといいのですが、本人の自殺への意志が固い場合は難しいかもしれません。

ですが、本人が思い出の場所にいるときに探し出すことができれば、自殺を思い踏みとどまらせることができるかもしれません

自殺を考えている中学生・高校生を救うためには

自殺を考えていた娘さん・息子さんを探し出すことができたら、二度と本人が自殺を考えないように対策をとる必要があります

いじめが原因で自殺まで考えている中学生・高校生にとって、一番の解決策は転校することだと思います。

学校に相談したりして解決しようとしても、余計にいじめがエスカレートしたり、本人が危険な目に合う可能性もあります。

いじめられていた環境の中で、いじめを解決していくのは、想像以上に難しいことです。

大変かもしれませんが、今の環境とはまったく別の新しい環境に引っ越して、本人が元気になるのを見守ることをおすすめします。

親子関係の問題で家出した中学生・高校生が行きそうな場所

仲のいい友人の自宅・彼氏や彼女の自宅

中学生・高校生が親子ゲンカなどが原因の「プチ家出」したときの行き先として、一番多いのは仲のいい友人宅です。

仲良しの友達の家にいることがわかっている場合は、2~3日程度は放置しても問題ないと考えてよいでしょう。

行き先がわからない場合は、普段からお子さんが仲良くしている友人の家に連絡して聞いてみましょう。

また、交際中の異性がいる場合は、彼氏・彼女の家にいる可能性も高いです。

中学生・高校生のお子さんは交友関係を親に隠している場合も多く、すべての交友関係を把握するのはなかなか難しいかもしれません。

ネットカフェは家出した中学生・高校生のパラダイス?

ネットカフェ

以前は、ネットカフェや漫画喫茶は、中学生・高校生のプチ家出場所となっていました。

シャワーも完備されて、漫画も読み放題、ネットも見放題なので、中学生・高校生にとっては、快適な場所ですよね。

フリードリンクで、飲み物は飲み放題、ソフトクリームが食べ放題などという店もあります。

1,000円程度で宿泊できる24時間営業のネットカフェも多いので、所持金が少なくても、しばらくの間は暮らせます。

ただし、最近では都道府県ごとの条例によって、未成年のネットカフェへの深夜入店が規制され、深夜にネットカフェを利用するために身分証明書の提示が必要な地域が増えています。

中学生・高校生でも深夜利用できる店舗を見つけて、ネットカフェに寝泊まりしていた場合、最初の数日は好きな漫画などを読んで快適に過ごすかもしれません。

ですが、体を横にして眠ることができない、周囲の音がうるさくて眠れないなど、だんだん精神的に追い詰められてくるようです。

宿泊先を提供してくれる知らない人の家に行く場合も

友達の家に泊まってい場合、2~3日を過ぎると、そんなに長く泊めてもらうのは迷惑だと感じるようになります。

また、ネットカフェに寝泊まりしている場合は、所持金もだんだん少なくなり、不安になります。

体を横にして眠ることができないこともあり、「普通の家で普通にご飯が食べたい」と思うようになるのは、ごく自然のことでしょう。

ここで、家に戻ってくれるといいのですが、ネットなどで自宅を宿泊先として提供してくれる人を探して、まったく知らない人の家に行ってしまう場合があります。

「ネットで自宅を宿泊先として提供してくれる人」は、家出した中学生・高校生にとっては神様のような存在に見えるかもしれませんが、実は、家出少女・少年を狙った悪質な犯罪者の場合も多いです。

特に女の子の場合は、性犯罪に巻き込まれる場合が多いので注意が必要です。

参考記事:女子中高生の家出少女が狙われる事件が多発!「神待ち掲示板」とは?

家出した中・高校生が行きそうな場所まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、家出した中・高校生が行きそうな場所について、まとめてみました。

特に、いじめなどで自殺を考えている場合の家出は一刻も早く探し出すことが必要です。

いじめにあっていても、「親に心配かけたくない」、「いじめられるのは自分が悪いからだ」と思い、親には隠しているケースもあります。

学校に行き打がらないことがあったり、元気がなかったりした場合は、いじめられている可能性があります。

原因不明の家出の場合は、すぐに捜索することをおすすめします。

些細な親子ゲンカなど、親子関係の問題で家出をした場合は、行き先がわかっている場合は数日放置しても問題ないことが多いのですが、3日以上連絡がとれない場合はやはり早めに探すことをおすすめします。

中学生・高校生の家出少女・家出少年を狙う悪質な犯罪は多いです。

大切な娘さん、息子さんが危険な目にあう前に探し出してあげましょう。

警察へ捜索願いを出すことも大切ですが、警察は事件性や緊急性を認めないかぎりは積極的に捜索することはできません。

大切な娘さん、息子さんが行方不明になってしまい、現在、捜索中という方は、こちらの記事で、家出人・失踪人捜索のプロによる無料相談が受けられる探偵事務所一覧をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

家出人・失踪人捜索のプロによる無料相談が受けられる探偵事務所一覧

大切な娘さん、息子さんが無事に見つかることを心から願っています。

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