家出・失踪を繰り返さないための居心地が良い家庭の作り方3つのポイント

家出や失踪をした家族を見つけて家に連れ戻しても、また家出や失踪を繰り返してしまうということもあるようです。

家出や失踪を繰り返さないためには、本人が居心地が良いと感じる家庭作りが大切です。

そこで、今回は家出や失踪の再発を防ぐための居心地の良い家庭作りの3つのポイントをご紹介します。

家出・失踪を繰り返さないためには居心地が良い家庭作りが重要

居心地の良い家-イメージ

家出や失踪をした家族を見つけて家に連れ戻したのに、また出て行ってしまうこともよくあるそうです。

本人にとって家が居心地がいい場所でなければ、「家を出たい」という気持ちは変わらないので、無理のないことなのかもしれません。

家出・失踪した家族をようやく探し出して、一緒に暮らせるようになったのに、また出て行かれてしまうのは悲しいですよね。

家出や失踪の再発を防ぐためには、本人が「ここは自分の居場所なんだ」と心から思えるような家庭環境を築き上げていくことが大切です。

居心地が良い家庭作りのための3つのポイント

自分の価値観を押し付けない

家出や失踪の原因はさまざまですが、本人が「家に自分の居場所がない」、「家に居づらい」と感じているということは共通しているのではないでしょうか。

「家に居づらい」、「家に自分の居場所がない」と感じてしまう一番の原因は、家族から責められたり、認めてもらえなかったりすることだと思います。

特に中学生、高校生の家出は、些細な親子ゲンカがきっかけとなりますが、その裏には、「自分の気持ちをわかってもらえない」、「認めてもらえない」という寂しさや孤独感があるかもしれません。

思春期の子供の子育ては、どんな親にとっても大変なことですが、自分の価値感を押し付けないように配慮することはとても大切です。

子供に真面目に勉強してほしいと願う親は多いですが、この時期の子供にとっては勉強よりももっと大切なことがたくさんあります。

干渉しないで温かく見守る

「家に居づらい」、「家に自分の居場所がない」と感じて家出をする人の中には、門限を破って家族から怒られたり、仕事をしないで家にいることを責められたりということがきっかけとなっていることもあります。

家族が世間からは問題があるとされる行動をしていると、一緒にいる家族はイライラして、本人を責めてしまいがちです。

ですが、100%完璧な人間なんていませんし、どんな人でも問題を抱えたり、うまくいかない時期はあります。

たとえ、家族が世間からは問題があるとされる行動などをしていても、責めずに、できるだけ温かく見守りましょう。

家出や失踪の再発を防ぐためには、世間体よりも大切な家族の気持ちや意思を尊重することが大切です。

本人のことを心から信頼する

温かく見守ることが難しく感じるという方もいらっしゃると思います。

それは、おそらく本人のことを心から信頼できていないからではないでしょうか。

娘、息子、家族が自分の思い通りにならなかったり、何を考えているのか全くわからなかったりしても、過度に心配する必要はありません。

成長過程の中学生、高校生は失敗をしながらも、自分の力で成長していきますし、一時的にうつになったり引きこもりになっている場合でも居心地のいい家でしっかり休養することで、元気を取り戻すことができます。

一番大切なのは、あなたが愛するご家族のことを心から信頼することではないでしょうか。

家出・失踪を繰り返さないための家庭作りまとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は家出や失踪を繰り返さないための再発防止法として、居心地の良い家庭作りのポイントを3つご紹介しました。

参考にしていただけますと幸いです。